くらしのアイデア – ページ 10|兵庫県のパナソニックリフォームクラブ|八幡コーポレーション

くらしのアイデア

DIYの基本テクニック⑤

【木材のいろいろ】

DIY用の木材の購入はホームセンターがおすすめ。
多くの材料が揃っているうえ表面がキレイに加工されています。
木材を大きく分けると、「無垢材」「集成材」「合板」の3種類。
作るモノによって、どんな木材を使ったらいいのか選ぶ際のヒントになるよう、その種類と特徴をご紹介します。

【無垢材】
特別な加工をしていない木材で、木本来の美しさを持つ

美しい木目や肌ざわり、木の種類ごとのさまざまな印象が楽しめます。
乾燥によって収縮し、反りなどが生じます。


スギ

最も一般的な木材。
耐水性はあまりないが、軽くて柔らかいので加工が簡単です。


キリ

最も軽い木材のひとつで、木目が美しく加工もしやすい。
湿気に強くくるいが少ないのも特徴です。


アガチス

木肌は均質で加工がしやすく、適度な固さがあります。


米トガ

肌目は少し粗目。軽くて柔らかく加工しやすい。
ある程度の耐水性があります。


SPF

北米産の針葉樹のS(スプルース)、P(パイン)、F(ファー)の3種が混在した木材。
柔らかく、軽くて扱いやすいのでDIYに適しています。


【集成材】
角材や板材を貼り合わせてつくった人工材

見た目はほとんど無垢材だが、性質の異なる部位を切り分けて接着しているので、
品質や強度にばらつきがなく扱いやすい。

パイン材

反りやねじれが少ないのでDIYに向いているが、強度が高いぶん硬く、カットするのが難しい。


【合板】
おもに薄くスライスした板を奇数枚貼り合わせた板

強度が高く安価で、厚さやサイズの種類も豊富です。
一般的にベニヤ板と呼ばれています。

ラワン合板

南洋産の柔らかな木、ラワンを使った合板で、強度が高い。
カットするのは容易だが、釘を直接打つと割れやすいのでキリなどで下穴をあけたほうが良い。


シナ合板

表面にシナ材を貼った合板。白っぽく、美しい色合いが特徴。
塗装しても木目が美しく出ます。


OSB合板

木片を接着材で固めたもの。
独特の柄が特徴。強度が高く、おもに構造用として使われます。

DIYの基本テクニック④

【タイルシールを使っておしゃれな棚や鍋敷きをつくろう】

シートタイプはカットして貼り付けるだけで、とっても簡単。
さらに目地材を埋めてフラットにすると、よりタイルの本物感も楽しめます。


①タイルシートをカットし、両面テープの裏紙をはがす

はがして貼るだけのタイルシート。
目地材で埋める手間は要りません。


②タイルシートを貼り付ける

先に貼ったシートに目地のラインを合わせ、横から押しながら貼ると、
すき間なくタイルシートをつないでいくことができます。
貼ったタイルはしっかりと両手で押さえてください。


③シートを貼るだけタイルのおしゃれ棚の完成

洗面所などで小物整理に役立ちます。


④タイルと目地を平らにするには目地材を使いましょう

粉末の目地材は水を少しずつ加えて練り混ぜます。
柔らかくなりすぎないように。


⑤目地材で目地を埋める

目地材をタイルとタイルのすき間に埋め込むように塗っていきます。
※必ず手袋を使いましょう。


⑥余分な目地材を取り除く

余分な目地材をヘラなどで取り除き、ウエットティッシュで表面を整えます。
側面も、やすりで削りニスを塗ってきれいに。


⑦目地材で埋めたタイル細工の鍋敷きの完成


タイルと目地がフラットになるとよりタイルの本物感を楽しめます。

DIYの基本テクニック③

【タッカーの使い方】
大きなホチキス?

模様替えにも活躍のタッカー

ホチキスと同じ感覚で布などを固定する道具。
使い方は簡単で、留めたいところにタッカーをあて、レバーを押し込むと針がでて固定される仕組み。
壁や天井に布やポスターを貼ったり、薄い板を留めることもできます。


タッカーでファブリックパネルをつくろう

①タッカーに針を入れる

後ろ側に針を入れるところがあります。
金具を引き出してから針を入れ、ふたたび金具を押し込んで固定します。


②生地の裏面にパネルをセット

生地はパネルを巻き込むのに必要な分よりも少し大きめにカットします。


③タッカーは各辺の真ん中から打ち込む

生地を貼り付け各辺の真ん中にタッカーを打ち込みます。
次は反対側に打ち込みます。


④タッカーをどんどん打ち込んでいく

たるみができないよう、生地を引っ張りながら打ち込んでください。


⑤ファブリックパネルの完成

DIYの基本テクニック②

【木材用塗料のいろいろ】
木材を素材にDIYをするときには、仕上げの塗装をどのようにするかの検討も必要です。
ポイントは木の表情を残すかどうか。
残す場合でも、着色するかどうかがポイントになります。
塗りやすいかどうかも大きなポイントです。


室内DIYにおすすめの水性塗料

塗料には色を付ける顔料や強度を高める樹脂などが含まれています。
樹脂類を溶解し、塗りやすい状態にするものとして溶剤が用いられています。
この溶剤が水かシンナーかによって、水性塗料と油性塗料は分けられます。
水性でも速乾性がありますので、ニオイの面からも、室内で使う場合は水性がおすすめです。
水性なのでハケが水洗いでき、塗料自体を水で薄めることができるので手軽に扱えます。



①木目が見えない着色:アクリルペンキ(水性)

木の質感を消して塗料の色味を引き出したい時におすすめです。
顔料(塗料の原料)が付着し木目も見えなくなる分、ある程度は水もはじいてくれます。
室内で使う家具などの塗装におすすめです。



②木目を活かす着色:オイルステイン(水性)

木材に染み込んで塗膜を張らない木材用の着色剤です 。
塗膜を張らないため汚れや傷がつきやすい反面、メンテナンスも行いやすいのが特徴。
木目がはっきりと浮かび上がるので、安価な木材を使用しても高級感のある仕上がりになります。


③透明で光沢を出す塗料:アクリルニス(水性)

水性ニス(アクリルニス)は耐久性を問わない作品の艶出しや汚れ防止に向いています。
床やダイニングテーブル、実用的な家具などには不向きです。
また、野外で使う作品にも向いていません。


④木目を活かし、耐久性もある着色:ウレタンニス(水性)

ウレタンと呼ばれる樹脂を使用しており、乾くと固い膜ができるため、
家具のような耐久性の求められる実用的な木工作品に使用できます。


⑤自然派塗料

お子様やペットがいる家庭でも安心してDIYが楽しめる、原料にこだわった自然塗料もあります。
数ある自然派塗料の中からピックアップしてみました。

●バターミルク(水性)

アーリーアメリカンのやわらかい色調で、乾けば美しいマット仕上げになり、耐水性に優れています。
家具や壁、模様つけやインテリア小物、屋内外の木製品に使用できます。


●ブライワックス(油性)

主原料に木材の着色やツヤ出し、保護などの効果が望める蜜ロウとカルナウバロウという自然素材を使用。
無垢の木製品の保護やツヤ出しができます。
塗るだけで使い古したような深い色合いに仕上がるのが特徴です。



DIYの基本テクニック①

【アンティーク調に塗装する】
新しい白木の素材を、古びた味わいのあるアンティーク調に塗装してみましょう。
100円ショップで買った木箱やフォトフレームなども、
味わいのあるアンテリア小物にイメージが一新します。


①白木の素材を用意する

白木の空き箱など、素材は何でもOKです。
もともと塗装してある物なら、上塗りだけでアンティーク調に変えられます。

②下地塗料を塗る

ステインまたは水性塗料などで下地に色をつけます。
塗装する時は、換気に気をつけましょう。

③上塗りの塗料を塗る

下地が乾いてから、白など、明るい色の塗料を重ね塗りします。
キレイに塗ってしまわずに、下地が見えるくらいにわざとムラをつけて塗ります。
塗料は扱いやすい水性塗料がおすすめです。

④表面をサンドペーパーで磨く

塗料が乾いたら、表面をサンドペーパーでこすり、
下地の色がうっすらと見えるくらいまで磨きます。
箱の隅や端ほど、下地の色がよく見えるように磨くとよいでしょう。

⑤完成

古びた印象のアンティーク調の箱になりました。

フォトフレームでつくる ジュエリーハンガー

ピアスやイヤリングなど、お気に入りのアクセサリー達をインテリアとして飾ってみませんか。
フォトフレームを使えば、簡単におしゃれなジュエリーハンガーを手作りできます。

<用意するもの>
●フォトフレーム(縦20×横15㎝)
●粗目のチェーン2本
●水性ステイン
●水性塗料
●フックなど

①フォトフレームに下地塗料を塗る

水性ステインを塗って下地に色をつけると、木目がほどよく残ります。

②上塗りの塗料を塗る

水性ステインが乾いてから上塗りの塗料を塗ります。
乾く手前で軽く拭き取ってアンティーク感を出します。

③左右にチェーンをわたす

両側の裏側4か所にフックをねじ込みます。
等間隔で2段になるように位置を決めてください。
左右のフックにチェーンをひっかけてわたします。

④完成

スタンドで自立させて完成。
壁にかけることもできます。

すのこで野菜ストッカー

冷蔵庫に入れないじゃがいもや玉ねぎ・・・
実は置き場所に困っていませんか。
すのこを使って簡単にできる野菜ストッカーは、
コンパクトサイズでキッチン横に置いてもおしゃれですっきり。

<用意するもの>
●すのこ(縦46×横20㎝)2個
●ベニヤ板
●ワイヤーボード(縦60×30㎝)
●結束バンド
●水性ステイン
●水性塗料
●木工用ボンド
●ワイヤーかご

①すのこに着色する

すのこに水性ステインを塗ります。
木目が生き、味わい深い仕上がりになります。

②ベニヤ板をカットして着色する

ワイヤーボードの幅の寸法や、すのこの奥行サイズに合わせて、
板をカットし、水性塗料を塗ります。
(ホームセンターの木材カットサービス利用をおすすめします。)

③すのこにワイヤーボードを取り付ける

両側のすのこと背面のワイヤーボードを、結束バンドで取り付けます。

④3枚のベニヤ板で棚板をつくる

ベニヤ板を3枚、左右のすのこの突起部分に引っ掛けてわたします。
木工用ボンドで固定します。

⑤完成

ボンドが乾けば完成です。

ワイヤーかごなどをプラスすると
さらに使い勝手がよくなります。


カラーボックスでつくる ままごとキッチン

きっと子供たちが大喜びしてくれるままごとキッチン。
既製のカラーボックスをアレンジしてつくるので、とっても簡単。
かわいいおもちゃの収納BOXとしても活躍します。

<用意するもの>
●カラーボックス(2段)タイプ
●板材(扉とコンロ手前板用)
●ボウル
●木のコースター(コンロ用)
●把手
●丸棒(つまみや水栓に)
●ドライバー
●きり(電動ドリル)
●引き回しのこぎり
●コンパス
●蝶番
●紙やすり
●木工用ボンド、万能ボンド
●水性塗料

①板材を扉用にカットする

扉の縦の長さは、下につかないようにカラーボックスより2㎜ほど小さい寸法にしてください。
(ホームセンターの木材カットサービス利用をおすすめします)

②扉を着色する

お好みの色を塗ります。
手軽に塗れる水性塗料がおすすめです。

③ボウルを置く穴をあける

カラーボックスを横にしてボウルを置く位置を決めます。
ボウルの内径を測り、コンパスを使ってカラーボックスを描きます。
大きく切りすぎるとボウルが落ちてしまうので、できるだけ正確に。
きりで穴をいくつかあけてから引き回しのこぎりで丸く切ります。

④切り口を紙やすりで滑らかにする

のこぎりで切った切り口をやすりがけをします。
切り口に万能ボンドをつけて、ボウルをはめ込みます。

⑤本体に扉を取り付ける

蝶番と蝶番の間に厚紙をはさんで少し隙間を開けて取り付けると、
扉の開け閉めがスムーズになります。扉の角はやすりで丸くします。

⑥コンロや水栓などを飾りつけ

コンロ手前の板は木工用ボンドで取り付けます。
扉に把手をつけて、木のコースターはそのままコンロに。
丸棒を使って水栓やコンロのつまみをつくります。

⑦完成

おしゃれなままごとキッチンの出来上がり。

流木を使って写真を飾る

きれいなリボンや麻のひも、美しいポストカードなど、
捨てるのがもったいないと大切に保管してある素材はありませんか?
保管しておくままでは、いつのまにか引き出しの肥やしになるだけです。
少し手を加えてお部屋を飾るオーナメントにしてみましょう。

<用意するもの>
●流木
●縄ひも
●フック(壁掛け用)
●木製ピンチ
※いずれも100円ショップやホームセンターで入手できます。

①流木にひもをくくりつける

流木にひもを結びます。
下の段の右側→上の段の右側→フックにひっかけるため、
ひもにゆとり残します→上の段の左側→下の段の左側
といった順番です。(左と右はとくに決まりはありません)

②フックで壁にぶらさげる

フックを壁にとりつけ、ひもの上端をひっかけてぶらさげます。

③ポストカードをピンチでとめる

ひもの部分に、木製ピンチをつかってポストカードを自由にとめていってください。

④完成

伝言メモなどをとめたり、よく使うレシピをかざったり。用途に合わせて自由にアレンジしてください。


 




つっぱり棒かざり棚

トイレや家事室などのちょっとした空きスペースに、
つっぱり棒を利用してカンタンな収納棚をつくってみましょう。

<用意するもの>
●厚さ10mm程度の板材
(天板用1枚、前板・後ろ板用各1枚)
●つっぱり棒 2本
●水性塗料
●L字金具 4個

①板材をカットする

取り付けたい壁と壁の間の寸法や天板の奥行サイズに合わせて、板をカットします。
(ホームセンターの木材カットサービス利用をおすすめします)

②板に色を塗る

色を塗ります。手軽に塗れる水性塗料がおすすめです。

③側板を留め具でとめる

天板と前板、後ろ板をL字金具を使って固定し、コの字に仕上げます。
木材は木工ボンドを縫って固定すれば、よりしっかりします。
④つっぱり棒を取り付ける

つっぱり棒を2本取り付けます。
後ろ板と前板につっぱり棒が当たるように取り付けると、天板が前後に動かず、しっかりと設置できます。
⑤完成

つっぱり棒に、コの字型の板をかぶせるだけで完成。好きな小物を置いて飾りましょう。

ページトップへ戻る