くらしのアイデア – ページ 9|兵庫県のパナソニックリフォームクラブ|八幡コーポレーション

くらしのアイデア

木箱でつくる、 遊山箱風ミニ重箱。 取っ手付きで、持ち運びもラク

徳島の民芸品、遊山箱はお菓子を入れてお花見などに持って行ったそう。
木箱を使って手軽にDIYできる取っ手付きミニ重箱は、
お菓子を入れるほかジュエリーボックスや小物入れにもなります。


<用意するもの>

●木箱 3個[重箱用]

※紙など軽い重箱で代用できます

●木材(キリ)[外箱用]

※軽くて加工しやすいキリ材を使用

天板 1枚
側板 2枚
前板 1枚
背板 1枚
底板 1枚
引き棒 1本

※中に入れる木箱の大きさから少し余裕分をプラスして、外箱の大きさを決めます。

※ホームセンターの木材カットサービス利用をおすすめします。外箱用の背板には重箱を押し出すための丸穴をあけておきます。

●民芸取っ手 1個
●蝶番 2個
●釘(真鍮)
●磁石(フェライト磁石)
●ブライワックス
●木工ボンド
●水性塗料
●絵具
●きり(電動ドリル)
●ドライバー
●直角定規



①木箱と、カットした木材を着色する


木箱は水性塗料を塗り、カットした木材はブライワックスを塗ります。



②天板と側板を接着し固定する


天板と側板を木工ボンドで接着させ下穴をあけてから、真鍮の釘で打ち固定します。
直角定規で90度確認をすると、作業がスムーズにできます。



③背板を接着・固定する

同様に背板を天板、側板に接着・固定し、外箱を組み立てます。



④底板を取り付ける

前板は下開きに取り付けるので、底板の下に扉の厚み分の余裕がないと扉が開かなくなります。
同じ厚みの板材を底にあてて作業をすると、釘打ちがラクにできます。

 

⑤前板に引き棒を取り付ける


下穴をあけて釘打ちで固定します。

その際、前板の内側と引き棒を面一になるようにします。



⑥引き棒に磁石(N極)を取り付ける


磁石よりひと回り小さな穴をあけてからボンドをつけてげんのうで叩き込みます。
真ん中、左右の3か所に磁石を取り付けます。



⑦天板の手前小口に磁石(S極)を取り付ける

真ん中、左右の3か所に磁石を取り付けます。



⑧前板と底板に蝶番を取り付けて、下開き扉にする



前板と底板に蝶番を取り付けてつなげます。ねじで留めます。



⑨天板に民芸取っ手を取り付ける

持ち運びできるよう、取っ手を取り付けます。



⑩絵付けする


水性絵具でお好みの花などを描きます。



⑪完成



遊山箱風ミニ重箱の出来上がり。
取っ手付きなので、お菓子を入れてピクニックのお供にも。
和風の小物入れとしても活躍します。

小物入れにもぴったり、 木製のトランク作りに挑戦!

ウッドトランクは、出しっぱなしでもお部屋のインテリアに溶け込んでおしゃれ収納として人気。
箱を組み立ててねじとめというシンプルな作業なので、DIY初心者にもおすすめです。


<用意するもの>

●厚み19㎜のSPF材を使用
本体用
厚み19㎜×長さ260㎜×幅80㎜ 2枚
厚み19㎜×長さ312㎜×幅80㎜ 2枚

フタ用
厚み19㎜×長さ260㎜×幅28㎜ 2枚
厚み19㎜×長さ312㎜×幅28㎜ 2枚

●シナ合板
表板・後板用
厚み3㎜×260㎜×350㎜ 2枚

●壁紙
シナ合板と同じ大きさ2枚にカット

●革ベルト
●布テープ
●ドライバー
●きり(電動ドリル)
●菊鋲
●留め具、蝶番、補強金具
●木ねじ・くぎ
●万能ボンド
●水性ニス

※SPF材:北米の針葉樹のS(スプルース)、P(パイン)、F(ファー)の3種が混在した木材。
材質が柔らかく、軽く扱いやすいのでDIYに適しています。



①木材をカットし、着色する

ホームセンターの木材カットサービス利用をおすすめします。
木材とシナ合板のボンドを塗る面は着色しないでください。



②壁紙をシナ合板に貼り内張りをする


壁紙をカットして、ボンドを塗ったシナ合板に貼ります。
ハケなどを使って空気を抜くときれいに貼れます。



③本体とフタの木枠をつくる


ンドを塗ってしっかりと固定させてから下穴をあけてくぎを打ち込みます。



本体とフタそれぞれ枠ができたら、2つ合わせてゆがみがないか調整します。



④内張りしたシナ合板を木枠に取り付ける

壁紙で内張りしたシナ合板を、ボンドとくぎで本体とフタの木枠に取り付けます。



⑤蝶番と留め具をつけ、組み立てる


留め具は上の部分をねじとめし、金具をとめた状態で下の部分をねじとめします。



⑥革ベルトをつける

左右の端から85㎜の位置にぐるりと印をつけます。
革ベルトにボンドを塗り、フタ側の印位置に革ベルトの端を合わせて接着します。
1周して上にもどってきたら、持ち手用の革ベルトを巻き終わりの革ベルトの下に挟み込んで菊鋲で留めます。



⑦持ち手をつける


持ち手用の革ベルトと、巻き終わりの革ベルトを一緒に補強金具で留めます。



⑧ストッパーをつける



フタを開けて内側にストッパー用の布テープを接着します。
ボンドが乾いたら、菊鋲を打ち込みます。



⑨完成


見せる収納としても楽しめるウッドトランクの出来上がり。

 

移動もラクラク。キャスター付マガジンストッカー

雑誌や広報誌、読みかけの文庫本・・・。
お部屋のあちこちに散らかりがちな書籍類をすっきりとひとまとめにしましょう。
キャスター付きなら場所の移動もラクラク。


<用意するもの>

●厚手のベニア板
※ベニア板はたわみのないように、厚さ12mm以上がおすすめ。
●キャスター4個
●木ネジ
●引き出し用取っ手



①ベニア板をカットする

ベニア板を好みの大きさにカットします。
今回は雑誌の大きさに合わせてカットしました。




②角を削る

やすりで角を削り、なめらかにします。
写真のように角材にサンドペーパーをまきつけるとかんたんに削ることができます。




③キャスターをつける

ベニア板にキャスターをつけます。



④取っ手をつける

引き出し用の取っ手をベニア板の側面に木ネジで取り付けます。
板の厚みに合わせた取っ手を選びましょう。



⑤完成

雑誌以外にも、収納ボックスなどをのせて可動式にすることもできます。

木箱でつくる 人形用ベビーカー

木箱に、角棒や丸棒を組み合わせてつくります。
お気に入りのファブリックで日よけや座布団も手づくりで。
キャスター付きなので、大好きな人形をのせて、おうちの中をお散歩できます。

<用意するもの>

●木箱(外寸22㎝× 16 ㎝×高さ10㎝) 1個
●木の丸棒(直径14㎜)
 持ち手用2本 日よけの支え木用1本
●木の角棒(18㎜×18㎜)持ち手用2本
●ベニヤ板(厚み3㎜)
 日よけの支え木用 2枚
 キャスター補強用4枚
●ファブリック [日よけ用][座布団用]
●キャスター
●コルク [タイヤ用]
●丸板 綿 [座布団用]
●ドライバー
●きり(電動ドリル)
●F型クランプ(なくても可)
●釘 ねじ 袋ナット
●木工用ボンド
●水性塗料

※角棒や丸棒、ベニヤ板などはホームセンターの木材カットサービスを利用するか、のこぎりでカットしてください。


①水性塗料で着色する

木箱やカットした角棒、丸棒、ベニヤ板を着色します。


②持ち手や日よけの支え木を組み立てる


持ち手(角棒)2本の内側に、丸棒を挟んで釘を打ち込み固定します。



日よけの支え木(ベニヤ板)の内側にも、丸棒を挟んで釘で固定します。



③木箱の内底に補強板を貼る

内底の四隅にカットしたベニヤ板をボンドで貼り付けます。
キャスター取り付け用の補強です。



④キャスターを取り付ける

取り付け位置を決め下穴をあけてから、ドライバーでねじ留めしてキャスターを装着します。


⑤持ち手を木箱に取り付ける


F型クランプを使うと、木箱と持ち手をしっかり固定できます。取り付け位置がずれないので、釘の打ち込み作業がラクにできます。



取り付ける際、後方へ少し角度をつけると、持ち手がつっぱるカタチになって安定します。


⑥日よけの支え木を取り付ける

日よけの支え木を木箱に取り付けます。
ねじは外側から袋ナットで固定します。



⑦ファブリックで日よけをつくる

ファブリックの両端を、持ち手と日よけ支え木に取り付けた丸棒に巻き付けます。両面テープで固定します。


⑧コルクのタイヤを取り付ける

キャスターで動くので、コルクは見せタイヤです。
キャスターを隠して床から浮かした位置に、釘で留めます。



⑨座布団をつくる

丸板に綿を少し敷いて、ファブリックでくるんでつくります。


⑩完成



キャスター付きでコロコロと動かせる人形用ベビーカーの出来上がり。
日よけは折りたためます。

カラーボックスに ステーを使って扉をつける

既製のカラーボックスに扉をつけてみましょう。
今回は上開きの扉にして、開いた時に止まるよう、ストップ付のステーを使いました。
扉に着色すればお部屋の雰囲気も変わります。


<用意するもの>
●カラーボックス
●板材(扉用)
●ステー(ストップ付)
●蝶番
●ネームノブ
●水性塗料



①扉をつくる

棚のサイズに合わせて、板をカットします。
このとき、棚の内側のサイズぴったりではなく、数ミリ小さめにカットしておきましょう。


②扉材に着色する

扉材に水性塗料を塗ります。
今回はレトロなノブに合うマットな仕上がりの白にしました。


③蝶番をつける

扉材の上部の左右2か所に蝶番をつけます。


④ネームノブをつける

扉材の中央下にネームノブをつけます。


⑤扉をとりつける

あらかじめキリなどで穴をあけてから木ネジでとめます。


⑥ステーをつける

扉をどこまで開けて固定させるかを決め、ステーの設置場所を決めます。
扉の開く角度が決まれば、ステーの固定位置に目印をつけて、木ネジで固定します。

※ステーには左右があるので注意しましょう。今回は左用のステーを使用しています。

⑦完成

収納物を扉ですっきり隠せます。

 

カッティングボードでつくる 持ち手付収納BOX

木製のカッティングボード(まな板)は、実はDIYに使いやすい素材の一つです。
板材と組み合わせれば収納ボックスが作れます。
水性塗料などで着色し、オリジナルの小物入れをつくってみましょう。

<用意するもの>
●木製カッティングボード 2枚
●板材(サイド用)6枚
●板材(底用)1枚
●木の丸棒
●水性塗料
●ワックス(またはステイン)
●木工用ボンド
●釘


カッティングボードに着色する

 

カッティングボードに水性塗料を塗ります。
両面、側面にも塗り残しがないように丁寧に。


②側板はワックスで自然な風合いに

側板はナチュラルな仕上げになるよう、ワックスで仕上げています。
少し使い込んだような色味になり、木目が自然な風合いで残ります。
ワックスを塗る時は、使い捨てできる木綿布などを使うと後始末も簡単です。

※油性の場合は特に換気に気をつけましょう。


③丸棒に着色する

取っ手の丸棒はアクセントになるように水性塗料で白く塗装します。


④カッティングボードと底板を木工ボンドで接着

釘打ちの前に木工ボンドを塗布します。


⑤カッティングボードと底板を釘で固定する

板の下に台などを置いて、釘打ちします。


⑥側板をつける

側板も木工ボンドを塗布したうえで、釘でカッティングボードに固定します。


⑦完成

 

木箱でつくるスライド式ソーイングBOX

左右にスライドさせると中が開くカタチになっている、大容量のソーイングBOX。
身近な木箱をつなげて作れます。
アンティーク風に仕上げておしゃれなインテリアにも。

<用意するもの>
●木箱(縦11.5㎝× 横16 ㎝×高さ4㎝) 6個
●ベニヤ板 4枚[ふた用]
●ベニヤ板 ロング(16.5㎝× 1.5㎝)4枚、
ショート(8.6㎝× 1.5㎝)8枚[支え木用]
●板材 1枚[持ち手用]
●ドライバー
●きり(電動ドリル)
●糸ノコギリ
●ねじ ナット ワッシャー
●木工用ボンド
●紙やすり
●水性ニス


①水性ニスで着色する

木箱、持ち手用、ふた用板、支え木12枚にそれぞれ水性ニスを塗ります。


②箱の中心点を出し、ねじ位置を決める

箱の中心点を測り、ねじをとめる位置を決めます。
木箱と支え木両方に、きりで下穴をあけておきます。


③支え木で木箱3個をつなぐ

ロングの支え木を木箱の中心点に合わせて、対角線上に固定します。

上下の支え木もねじでとめます。
ねじは内側からナットで固定します。
ワッシャーを入れるとすべりがよくなり耐久性もアップします。


④持ち手をつくる

糸ノコギリで持ち手のカタチにカットし、くり抜きます。やすりをかけて表面を整えます。


⑤持ち手と下段の木箱を接合する

持ち手と木箱に貫通穴をあけて、ねじとナットで固定します。




⑥ふたをつくる

ベニヤ板を2枚重ねて上段の木箱用のふたをつくります。
持ちやすいように穴をあけておきます。
内ふたのサイズは箱の内寸のマイナス1㎜です。


⑦完成

おしゃれなスライド式ソーイングBOXの出来上がり。



DIYの基本テクニック⑤

【木材のいろいろ】

DIY用の木材の購入はホームセンターがおすすめ。
多くの材料が揃っているうえ表面がキレイに加工されています。
木材を大きく分けると、「無垢材」「集成材」「合板」の3種類。
作るモノによって、どんな木材を使ったらいいのか選ぶ際のヒントになるよう、その種類と特徴をご紹介します。

【無垢材】
特別な加工をしていない木材で、木本来の美しさを持つ

美しい木目や肌ざわり、木の種類ごとのさまざまな印象が楽しめます。
乾燥によって収縮し、反りなどが生じます。


スギ

最も一般的な木材。
耐水性はあまりないが、軽くて柔らかいので加工が簡単です。


キリ

最も軽い木材のひとつで、木目が美しく加工もしやすい。
湿気に強くくるいが少ないのも特徴です。


アガチス

木肌は均質で加工がしやすく、適度な固さがあります。


米トガ

肌目は少し粗目。軽くて柔らかく加工しやすい。
ある程度の耐水性があります。


SPF

北米産の針葉樹のS(スプルース)、P(パイン)、F(ファー)の3種が混在した木材。
柔らかく、軽くて扱いやすいのでDIYに適しています。


【集成材】
角材や板材を貼り合わせてつくった人工材

見た目はほとんど無垢材だが、性質の異なる部位を切り分けて接着しているので、
品質や強度にばらつきがなく扱いやすい。

パイン材

反りやねじれが少ないのでDIYに向いているが、強度が高いぶん硬く、カットするのが難しい。


【合板】
おもに薄くスライスした板を奇数枚貼り合わせた板

強度が高く安価で、厚さやサイズの種類も豊富です。
一般的にベニヤ板と呼ばれています。

ラワン合板

南洋産の柔らかな木、ラワンを使った合板で、強度が高い。
カットするのは容易だが、釘を直接打つと割れやすいのでキリなどで下穴をあけたほうが良い。


シナ合板

表面にシナ材を貼った合板。白っぽく、美しい色合いが特徴。
塗装しても木目が美しく出ます。


OSB合板

木片を接着材で固めたもの。
独特の柄が特徴。強度が高く、おもに構造用として使われます。

DIYの基本テクニック④

【タイルシールを使っておしゃれな棚や鍋敷きをつくろう】

シートタイプはカットして貼り付けるだけで、とっても簡単。
さらに目地材を埋めてフラットにすると、よりタイルの本物感も楽しめます。


①タイルシートをカットし、両面テープの裏紙をはがす

はがして貼るだけのタイルシート。
目地材で埋める手間は要りません。


②タイルシートを貼り付ける

先に貼ったシートに目地のラインを合わせ、横から押しながら貼ると、
すき間なくタイルシートをつないでいくことができます。
貼ったタイルはしっかりと両手で押さえてください。


③シートを貼るだけタイルのおしゃれ棚の完成

洗面所などで小物整理に役立ちます。


④タイルと目地を平らにするには目地材を使いましょう

粉末の目地材は水を少しずつ加えて練り混ぜます。
柔らかくなりすぎないように。


⑤目地材で目地を埋める

目地材をタイルとタイルのすき間に埋め込むように塗っていきます。
※必ず手袋を使いましょう。


⑥余分な目地材を取り除く

余分な目地材をヘラなどで取り除き、ウエットティッシュで表面を整えます。
側面も、やすりで削りニスを塗ってきれいに。


⑦目地材で埋めたタイル細工の鍋敷きの完成


タイルと目地がフラットになるとよりタイルの本物感を楽しめます。

DIYの基本テクニック③

【タッカーの使い方】
大きなホチキス?

模様替えにも活躍のタッカー

ホチキスと同じ感覚で布などを固定する道具。
使い方は簡単で、留めたいところにタッカーをあて、レバーを押し込むと針がでて固定される仕組み。
壁や天井に布やポスターを貼ったり、薄い板を留めることもできます。


タッカーでファブリックパネルをつくろう

①タッカーに針を入れる

後ろ側に針を入れるところがあります。
金具を引き出してから針を入れ、ふたたび金具を押し込んで固定します。


②生地の裏面にパネルをセット

生地はパネルを巻き込むのに必要な分よりも少し大きめにカットします。


③タッカーは各辺の真ん中から打ち込む

生地を貼り付け各辺の真ん中にタッカーを打ち込みます。
次は反対側に打ち込みます。


④タッカーをどんどん打ち込んでいく

たるみができないよう、生地を引っ張りながら打ち込んでください。


⑤ファブリックパネルの完成

ページトップへ戻る