ステイホームの楽しみかた その2
こんにちは、リフォーム事業部設計課の石田です。
コロナ禍でお家時間がずいぶんと増えましたが、皆様はどのようにお過ごしでしょうか。
私は元々の趣味である映画鑑賞や読書などに主に時間を当てているのですが、
そんな中ふと本棚を眺めていると、約6年前に購入したきりじっくりと読まずじまいになっている、
サグラダ・ファミリア聖堂で有名な『建築家アントニ・ガウディの展覧会の図録』
が目に留まり久々に手に取ってみました。
本を開いてみますと、まずその鮮やかで奇抜な形状の建築写真の数々に目が奪われてしまいます。
澄み渡る青空の中、凛とそびえ立つその建築物は周辺のそれとは毛色が異なり、
その一角だけを切り取って観ると、どこか別の世界に入り込んでしまったようなそんな気分にさせてくれます。
外観然り内部の写真を眺めていると、幻想的すぎて何かの物語の中に入り込んだような
錯覚に陥ってしまい、とても気分を高揚させてくれます。
そんな魅力的な作品群を眺めていると、見た目だけではなく、
『(ガウディ建築の特徴である)この放物線アーチはどうやって造られているの』とか
『どんな構造で成り立っているの』とか『建築家ガウディってどんな人物』と
いろいろと疑問と興味が湧いてきて、さらに読み込んでいってしまいました。
難解なことが多く書かれており、一度読んだだけでは到底理解の域に達することはできないのですが、
6年前と異なり時間に余裕があったおかげでどっぷりと夢中になって読むことができました。
前回よりも多くの発見ができ、お家時間が久しぶりに充実した時間となりました。
外出自粛で思うように過ごせない日々が続いておりますが、
2年前の日常では出会うことのなかった時間のように思えます。
このような出会いを大切に今のこの非日常を過ごしていきたいと思います。