ダニ対策 その①
湿度が高くなってくるこれからの季節、頭を悩ますのはダニですね。
寝ている時にかまれたりしたら大変です!ダニはアレルギーの原因にもなるため、
この時期、より入念にダニ対策をしましょう。
■まずは敵(ダニ)を知る
ダニは、昆虫ではなくクモやサソリの仲間で、全世界で5万5千種とも言われています。
中でも私たちの身近でほぼ1年中見られるのが「ヒョウヒダニ」と呼ばれるダニです。
布団や枕、カーペットやソファなど家中どこにでもいて、肉眼で確認することは難しいくらい小さいので、
布団に生息していても気づかないことがほとんどです。
このダニは人を刺すことはありませんが、ダニの体や死骸、糞がアレルギー性疾患の原因となります。
また「ヒョウヒダニ」が増えると、「ヒョウヒダニ」をエサとする「ツメダニ」が増えます。
「ツメダニ」は人を刺すので、「ヒョウヒダニ」が増えないようにすることが重要です。
■ダニの繁殖条件
①エサがある
チリや埃の中の髪の毛、動物の毛、フケ、垢、食べ物のカスなどをエサにします。
②住みよい場所がある
畳、じゅうたん、布団、衣類、ぬいぐるみなどはエサが豊富で、適度の湿度があり、
身を潜めるための隙間があるのでそこに卵を産みつけます。
③温度、湿度の条件が整っている。
温度20~30℃、湿度60~80%の高温多湿を好みます。
対策方法については、次回ご説明します。