庭園めぐり
営業設計課の石田と申します。
朝晩はずいぶんと冷え込むようになりましたが、日昼の日差しが心地よい今日この頃、皆さんはどのようにお過ごしでしょうか?
この時期の陽光は穏やかで癒されますね。『自然の力はすごいな…』と改めて思う今日この頃です。
私は緑豊かな場所を訪れるのが好きで、季節は遡ってしまうのですがこの夏に2つの庭園に行ってきましたので、ご紹介をさせていただきたいと思います。
1園目は島根県にある足立美術館の日本庭園なのですが、夏の庭園は『春の桜』や『秋の紅葉』、『冬の積雪』などの季節のイベントがこれと言って無く、
正直あまり期待していなかったのですが、いざその地に立つと広大な敷地に広がる白砂や深緑の松の木、その絶妙な配置、隅々まで整えられた庭は圧巻で、
一枚の絵画を見ているようでした。凛とした静けさは日常を忘れさせてくれます。
後に調べたのですが、『借景』という背景の山々をも景観の一部として取り込む手法を採っているらしいです。
2園目は淡路島にある「百段苑」です。
空と海と緑(花)とコンクリートと建造物のコラボが美しい庭園です。
無機質なコンクリートで作られた100面の花壇が階段状に規則正しく並んでおり、まるで何かの遺跡のような造りになっています。
かなりの高低差があり登るのも一苦労だったのですが、最上部から見渡した風景が壮観で(写真)、思わず大きく深呼吸をしてしまいました。
時間を忘れていつまでも居られそうな、そんな場所でした。
これからは紅葉が美しい季節ですね。
最近(11月上旬)に訪れた、とあるお寺の参道はまだ紅葉した木は少なかったのですが、それでも秋の空は澄み渡り、どこまでも高く清々しかったです。
自然に元気を頂きながら、感性も磨きつつ…取り入れた感性と知識をお家作りにも役立っていきたいな、と思いました。