【雪害対策】屋根補強
昨冬は記録的な大雪が降り、山間部では屋根の被害が多く起こりました。
先日、そんな雪害に遭われたお客様の修理工事が完成しました。
築100年を超える入母屋瓦葺きの木造住宅で、
60㎝を超える積雪により大屋根の軒が破損し、瓦が下屋にズレ落ちました。
修理方法として、垂木を現状より太くし、間隔を現状の50㎝から30㎝に詰めて強度を上げました。
その他の補強については、1階部分は、現状の垂木を桁(木材)で受け、柱を1間の間隔で立てて支えました。
2階の軒については、鉄アングルをブラケットで支えて補強しました。
工事をしっかり行ったことで、今年の冬からは、安心して暮らして頂けるようになりました。
被害に合ってからでは、大規模な工事になりますので、早めの補強工事をおすすめします。